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A ちゃん（11 歳、女児）は、5日前から両側の眼瞼浮腫と急な体重増加があり、 尿量が少ないため来院した。高度の蛋白尿もみられたため入院し、ネフローゼ症候群と診断されステロイド治療の方針となった。
現時点での A ちゃんへの看護で適切なのはどれか。
1.水分摂取を促す。
2.病院内を散歩して良いと伝える。
3.糖分の摂取制限があることを伝える。
4.一時的に満月様顔貌になることを説明する。
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4.一時的に満月様顔貌になることを説明する。
ステロイド服用時の代表的な副作用のひとつに、満月様顔貌（ムーンフェイス）がある。脂質代謝に影響を与えるため中心性肥満が起こる。ステロイドを大量長期服用するときは、ほぼ必発であるため、あらかじめ説明して必要がある。疾患改善後、ステロイド減量に伴い改善することも併せて伝えると、患者の心理負担は軽減できると思う。
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