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口腔内与薬

舌下投与

剤型:舌下錠、舌下スプレー剤

 

舌下に錠剤を置く、または、舌下にスプレーをする

唾液を含んで崩壊し、舌下の血管から吸収される

特徴:薬効発現が早い、初回通過効果をうけない

 

【注意】

錠剤は噛まずに、そのまま舌下におく(飲み込まない)

口腔内が乾燥している場合、一口水を含んで湿らせてから服用する


バッカル

剤型:バッカル錠

(例)イーフェン(R)バッカル錠(フェンタニルクエン酸塩)【麻薬性鎮痛剤】

 

臼歯と頬の間にバッカル錠を挟んで挿入する

その後、薬は唾液でゆっくり溶け、口腔粘膜から吸収される

 

【注意】

薬を噛み砕かない、飲み込まない