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転倒・転落を起こすリスクを高める薬はどれか。
1.降圧薬
2.抗凝固薬
3.気管支拡張薬
4.副腎皮質ステロイド薬
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1.降圧薬1.降圧薬
「起立性低血圧」をイメージすると理解しやすい。血圧が下がりすぎると、めまい・ふらつき、が起こり、転倒・転落リスクの増大につながる。 他に、転倒・転落リスクのある薬として、中枢神経系を抑制する効果のある薬の他、筋弛緩作用がある薬などがある。
2.抗凝固薬
副作用:出血傾向
血栓予防などに使われる薬であるが、血を固めない→(薬理作用が過剰であると)→出血傾向が代表的な副作用
3.気管支拡張薬
・キサンチン誘導体(テオフィリン)
副作用:消化器症状(悪心・嘔吐)、さらに血中濃度が上がると、痙攣・意識消失のリスクもある。
※有効血中濃度域が狭いため、TDM が推奨される薬剤である。
・β作動薬
副作用:振戦(筋紡錘のβ受容体を刺激するため)、不整脈(心臓のβ受容体を刺激するため)
4.副腎皮質ステロイド薬
副作用:大量長期投与の場合、免疫低下・代謝異常などによる副作用がある
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