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中心静脈から投与しなければならないのはどれか。
1.脂肪乳剤
2.生理食塩液
3.5% ブドウ糖液
4.高カロリー輸液
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4.高カロリー輸液
血管障害を防ぐため、末梢静脈から投与できるのは等張液。一方、中心静脈の場合は、血流が早く、投与した薬液が速やかに希釈されるため、高張液の投与も可能である。
1.脂肪乳剤
脂肪乳剤は血漿とほぼ等張である(浸透圧が等しい)ため、末梢静脈から投与できる。
2.生理食塩液
生理食塩水は血漿とほぼ等張である(浸透圧が等しい)ため、末梢静脈から投与できる。
3.5% ブドウ糖液
5%ブドウ糖液は血漿とほぼ等張である(浸透圧が等しい)ため、末梢静脈から投与できる。
4.高カロリー輸液
高カロリー輸液は血漿より高張である(浸透圧が高い)ため、中心静脈から投与しなければならない。末梢静脈から投与すると、十分薄められず、血管障害を起こす恐れがある。
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