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狭心症発作時に舌下投与するのはどれか。
1.ヘパリン
2.ジゴキシン
3.アドレナリン
4.ニトログリセリン
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4.ニトログリセリン
1.ヘパリン
ヘパリンは抗凝固薬の一つである。
血栓塞栓症や播種性血管内凝固症候群(DIC)の治療に用いられるほか、カテーテル留置の際の逆血による凝血の防止、人工血液透析の際などに用いられる。
2.ジゴキシン
ジゴキシンは強心薬であり、うっ血性心不全の治療に用いられる。また、房室伝導の抑制作用もあるので、心房粗動など不整脈の治療にも用いられる。
3.アドレナリン
アドレナリンは、強心や血圧上昇作用、気管支拡張作用があり、気管支喘息やショックの際の治療に用いる。
4.ニトログリセリン
ニトログリセリンは血管平滑筋を弛緩させ、血管を拡張させる作用があり、狭心症発作時に用いられる。また、血管拡張作用があることから、服用後にめまいを生じる可能性があるため、しゃがんだ姿勢で服用することも必要である。
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